
miiboDesigner の岡大徳です。
今回は、教育機関におけるmiibo活用の成功事例として、京都芸術大学の取り組みをご紹介します。通信教育部の学生支援における課題を、わずか5ヶ月という短期間でmiiboを活用して解決し、問い合わせ対応工数を30%削減することに成功した事例から、教育機関や他業種での会話型AI導入のポイントをお伝えします。
京都芸術大学が直面していた課題
京都芸術大学の通信教育部では、学生支援業務の調査を行った結果、次のような課題が明らかになりました:
メールや電話対応が業務工数の大部分を占めていた
問い合わせの多くは「マニュアルを確認すれば分かる」内容だった
定型的な問い合わせ対応に時間を取られ、創造的な学生支援に注力できなかった
これらの課題は、多くの教育機関や企業が抱える典型的な問題です。限られたリソースの中で、より価値の高い業務に集中するためには、定型的な問い合わせ対応の効率化が不可欠でした。
5ヶ月で実現した導入プロセスと成功の鍵
京都芸術大学では、課題解決のためにmiiboとIVRyの導入を中心としたAI活用戦略を実施しました。通常なら長期間かかるプロセスを、わずか5ヶ月という短期間で完了させた成功の鍵は以下の点にありました:
徹底した現状分析と優先課題の明確化
まず全部署・全職員の全業務を徹底的に調査し、改善すべき優先課題を明確にしました。この包括的な調査により、最も効果的な改善ポイントを特定できました。
学内の合意形成と協力体制の構築
調査に学内の全員が協力する体制を構築したことで、ツール選定や関係者の合意形成などのプロセスをスピーディに進行することができました。
複数のAIツールを組み合わせた総合的アプローチ
単一のツール導入ではなく、複数のAIツールを組み合わせた総合的なアプローチを採用しました:
「miibo」の導入による会話型AIの精度向上
AI電話自動音声応答ツール「IVRy」の併用
この複合的なアプローチにより、テキストベースの問い合わせと音声による問い合わせの両方に対応できる体制を構築しました。
miibo導入による具体的な成果
京都芸術大学がmiiboとIVRyを導入したことで得られた成果は以下の通りです:
問い合わせ対応工数の30%削減
導入から短期間で、通信学生からの問い合わせ対応の工数を約30%削減することに成功しました。これにより、スタッフは創造的な学生支援業務に集中できるようになりました。
学生サポート体制の質的向上
単なる工数削減だけでなく、以下のような質的な向上も実現しました:
24時間いつでも回答を得られる環境の構築
一貫性のある正確な情報提供
スタッフの対応余力を活かした複雑な相談への丁寧な対応
持続可能な業務改善サイクルの確立
全業務の可視化と優先順位付けにより、継続的な業務改善のサイクルが確立されました。今後も優先度の高いものから順次改善を進める体制が整備されています。
教育機関におけるmiibo活用のポイント
京都芸術大学の事例から、教育機関がmiiboを活用する際の重要なポイントが明らかになりました:
最適なナレッジベースの構築
教育機関特有の情報を適切にナレッジベース化することが重要です:
学生向けマニュアルや規則書
よくある質問と回答のデータベース
学内システムの操作手順
授業やカリキュラムに関する情報
miiboのナレッジデータストア機能を活用することで、これらの情報を効率的に管理し、AIに適切に参照させることができます。
学生に寄り添う対話設計
教育機関における会話型AIは、単なる情報提供だけでなく、学生に寄り添う対話設計が重要です:
学生の不安や疑問に共感する応答スタイル
段階的に情報を提供する丁寧な説明
必要に応じて人間のスタッフへの適切な橋渡し
miiboの特徴である「溶けこむAI」の4要素(知能・知識・共感・個性)を意識した設計が、教育現場での効果的な活用につながります。
複数チャネルとの連携
学生とのコミュニケーションチャネルは多様化しています。miiboの「Connect Everything」の特長を活かし、以下のような連携を検討すると効果的です:
学内ポータルサイトへの組み込み
LINEなどのメッセージングプラットフォーム連携
学習管理システム(LMS)との統合
電話応答システムとの連携
他業種への応用ポイント
京都芸術大学の事例は、教育機関だけでなく、様々な業種でも参考になる要素があります:
徹底した業務分析が成功の鍵
AI導入前に全業務を徹底的に調査・分析することで、最も効果的な導入ポイントを特定できます。「とりあえずAIを導入する」のではなく、具体的な課題解決を目指した戦略的なアプローチが成功につながります。
短期間での導入も可能
5ヶ月という短期間での導入に成功した事例は、AIの導入に長期間を要すると考えている組織にとって参考になります。miiboのノーコード開発環境を活用することで、専門知識がなくても短期間でAI導入が可能です。
複数ツールの組み合わせによる相乗効果
miiboとIVRyを組み合わせたように、複数のAIツールを組み合わせることで、より包括的な解決策を構築できます。miiboのZapier MCP連携機能などを活用することで、様々なツールとの連携が容易になります。
Q&A
Q: 教育機関でmiiboを導入する際の初期投資や運用コストは?
A: miiboは様々な規模の教育機関に対応できるよう、複数の料金プランを提供しています。初期導入コストを抑えたいケースでは、無料プランから始めて段階的に拡張することも可能です。また、運用コストについても、専門知識が不要なノーコード開発環境により、専任のエンジニアがいなくても運用できる点が大きなメリットとなっています。
Q: 導入後の改善や運用はどのように行うべきですか?
A: miiboには会話ログ機能が搭載されており、学生とAIの対話内容を分析することで継続的な改善が可能です。特に初期段階では、AIが適切に回答できなかった質問を収集し、ナレッジベースを拡充していくことが重要です。また、定期的に学生からのフィードバックを収集し、AIの対話設計に反映させるプロセスの確立も効果的です。
Q: 個人情報の取り扱いやセキュリティ面での懸念はありませんか?
A: 教育機関では学生の個人情報を扱うため、セキュリティは重要な懸念事項です。miiboはデータのセキュリティを重視した設計となっており、アクセス権限の管理や、必要最小限の情報だけを扱う設計が可能です。また、個人情報を扱う場合は、大学の個人情報保護ポリシーに沿った運用ルールの策定も重要です。
miiboの詳細なFAQについては、以下のURLをご覧ください: https://daitoku0110.net/faq/
miiboコミュニティ最新情報
miiboユーザーコミュニティでは、教育機関での活用事例に関する情報共有が活発に行われています。先月のハイライトとしては:
「教育DXにおける会話型AIの活用」をテーマにしたオンラインセミナーの開催
複数の大学・専門学校の導入事例とその効果測定レポートの共有
学生エンゲージメント向上のための会話型AIデザインワークショップの告知
教育機関でmiiboを活用されている方、または検討されている方は、ぜひコミュニティに参加して情報交換を行ってみてください。他校の事例から学ぶことで、より効果的な導入・運用が可能になります。
miiboコミュニティはこちら:https://www.facebook.com/groups/miibo
まとめ
京都芸術大学の事例は、教育機関における会話型AI活用の可能性を示す先進的な取り組みです。わずか5ヶ月という短期間で導入を完了し、問い合わせ対応工数の30%削減という具体的な成果を上げた点は、多くの組織にとって参考になるでしょう。
成功の鍵となったのは、徹底した業務分析、学内の協力体制構築、そして複数のAIツールを組み合わせた総合的なアプローチです。特にmiiboの特長である「ノーコード開発環境」「多様なサービス連携」「パーソナライズされた会話体験」が、教育現場特有のニーズに対応する上で重要な役割を果たしました。
教育機関のみならず、様々な業種においても、定型的な問い合わせ対応に多くの工数を割いているケースは少なくありません。京都芸術大学の事例を参考に、自組織でも会話型AIを活用した業務改革に取り組んでみてはいかがでしょうか。
【今すぐ行動】
京都芸術大学のDX推進についてもっと詳しく知りたい方は、木原考晃さんのX投稿をご覧ください。木原さんは京都芸術大学でデジタル化PJの責任者を務め、教育DXスタートアップにも所属されています。
URL:https://x.com/mymymykihara/status/1907389151533826484
それでは、また次回のニュースレターでお会いしましょう! miiboを楽しんでください!
miiboDesigner岡大徳:https://daitoku0110.net/
miiboガイドページ:https://daitoku0110.net/miibo-guide/
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