miiboDesigner の岡大徳です。
生成AIの導入は、始めることよりも「続けること」の方が難しいと言われています。今回は、miiboのAI分析機能を通じて、継続的な品質改善を実現する具体的な方法をご紹介します。
AI分析機能が解決する3つの課題
生成AIの運用では、以下のような課題が一般的に発生します:
データ不足による回答精度の低下
抽出した情報の不適切な参照
モデルやプロンプトの最適化の難しさ
これらの課題に対し、AI分析機能は自動評価による継続的な改善を支援します。
LLM-as-a-Judgeによる2つの評価指標
信頼度評価
ハルシネーションの検知
不確かな情報の特定
4段階での評価
解決予測度
ユーザーの課題解決度の予測
回答の満足度数値化
5段階での具体的な評価
RAGシステム評価の3つの指標
Faithfulness(忠実性)
抽出データに基づいた回答の確認
情報の正確な反映度の測定
継続的な品質管理の実現
Context Precision(文脈精度)
関連データの適切な抽出確認
検索精度の評価
データベース最適化への活用
Response Relevancy(応答関連性)
質問内容との整合性確認
回答の的確性評価
プロンプト改善への活用
Q&A
Q: どのような場合にAI分析機能の活用が特に効果的でしょうか?
A: 特に以下のような状況での活用が効果的です:
回答の品質にばらつきがある場合の原因特定
データベースの最適化による検索精度の向上
プロンプトの改善点を見つけたい場合
miiboの詳細なFAQについては、以下のURLをご覧ください: https://daitoku0110.net/faq/
miiboコミュニティ最新情報
コミュニティでは、AI分析機能を活用した改善事例の共有が始まっています。皆様の実践例もぜひシェアしてください。
miiboコミュニティはこちら:https://www.facebook.com/groups/miibo
まとめ
AI分析機能がもたらす3つの価値:
自動評価による運用負荷の軽減
具体的な改善ポイントの可視化
継続的な品質向上の実現
次のステップとして、まずは会話ログ画面から信頼度と解決予測度の確認を始めてみましょう。
"使い続けられる生成AI"への挑戦 — LLM-as-a-Judgeを活かした、miibo流の改善サイクル:https://note.com/tanabe2405/n/n595969bfcdaa
それでは、また次回のニュースレターでお会いしましょう! miiboを楽しんでください!
miiboDesigner岡大徳:https://daitoku0110.net/
miiboガイドページ:https://daitoku0110.net/miibo-guide/