【miibo AI Conference 2024】シャープ×キリンが示す会話型AI活用の最前線:クライアントセッションレポート
シャープのロボホンとキリンHDのDX戦略から読み解く:企業のAI活用成功のカギ
miiboDesigner の岡大徳です。
12月16日に開催されたmiibo AI Conference 2024で、シャープ株式会社とキリンホールディングス株式会社から、会話型AI活用の最前線についての貴重な知見が共有されました。今回は、両社の取り組みから見える成功のポイントについてご紹介します。
シャープが実現したロボホンの進化
シャープ株式会社 通信事業本部の亀井氏は、ロボホンへのChatGPT実装について、以下の特徴的な取り組みを紹介:
1年前からのChatGPT実装を実現
100名規模のユーザーモニター試験を実施
キャラクター性を維持しながらの段階的な導入
キャラクター性維持への挑戦
ロボホンならではの「ロボ格」の保持
ユーザーフィードバックを重視した開発プロセス
通常モードとAIモードの使い分けによる柔軟な対応
キリンHDが推進するDX戦略
キリンホールディングス株式会社の長沢氏からは、以下のような組織的な取り組みが共有されました:
20名強の若手中心DX戦略推進室を設置
平均年齢28歳のフレッシュな視点を活用
トップダウンでの全社的なAI活用推進
データ構造化への取り組み
非構造化データの整理を優先課題に設定
社内GPT基盤の構築と展開
各部門との連携を重視した横断的な推進体制
Q&A
Q: AI導入における経営層のコミットメントはどの程度重要でしょうか?
A: 両社とも、トップダウンでのコミットメントが成功の重要な要因として挙げられています。特にキリンHDでは、社長自らがAI活用による業務効率化を推進しています。
miiboの詳細なFAQについては、以下のURLをご覧ください: https://daitoku0110.net/faq/
miiboコミュニティ最新情報
コミュニティでは、両社の事例を参考に、様々な業界でのAI活用について活発な議論が行われています。皆様の実践例もぜひシェアしてください。
miiboコミュニティはこちら:https://www.facebook.com/groups/miibo
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まとめ
両社の事例から見える成功のポイント:
経営層の明確なコミットメント
ユーザー視点を重視した段階的な導入
若手人材の活用と組織横断的な推進
データ構造化の重要性への認識
miibo AI Conference 2024全体のレポートはこちら、miibo AI Conference 2024総括:企業のAI活用最前線と2025年への展望:
https://www.daitoku0110.news/p/miibo-conference-2024-report
それでは、また次回のニュースレターでお会いしましょう! miiboを楽しんでください!
miiboDesigner岡大徳:https://daitoku0110.net/
miiboガイドページ:https://daitoku0110.net/miibo-guide/