miiboの会話の精度がなかな向上しない。どのように会話コンテンツをインプットしたらいいのかわからないことはありませんか。
miiboの会話の仕組みを理解し、会話の目的に合わせて、適した場所にコンテンツを配置していくことでmiiboの精度が向上します。
miiboの会話の仕組み
miiboがUserの質問をうけ、回答情報を取得する方法は
Userからの質問
検索クエリー生成
検索クエリーから回答情報を検索
SCOREが高い情報からプロンプトに追加
Userに回答
となります。その中の回答情報を検索する場所は、トピック、ナレッジデータストア、データソース、外部データです。
そのため、会話の目的に対して一貫性のある会話コンテンツがトピック、ナレッジデータストア、データソース、外部データに最適な形であることで、会話の精度が向上します。
会話の目的に対して会話コンテンツをつくる
会話コンテンツは、会話の目的に対して作っていきます。
私がおすすめする会話コンテンツの作り方は
会話の目的確認
Q&A作成
トピック入力
ナレッジデータストア等にインプット
データソース検索
の順番で作っていくことです。
会話の目的確認
まず、会話の目的を確認します。なんのために会話をするのかを具体的にしていきます。
○○のために、○○を知りたい。などUserの会話の目的を考えます。
なかなかUserの立場にたって会話の目的がでてこない場合は、自分が一番言いたいことをピックアップします。
Q&A作成
会話の目的から、Q&Aを作成します。Q&Aは一問一答でシンプルに書き出していきます。
Q&Aがなかなか出てこない場合は、FAQがある場合は、FAQを利用してください。
トピック入力
Q&Aをトピックに入力します。トピックにはQ&Aと同じ一問一答で入力していきます。
トピックでカテゴリーに分けることができる場合は、整理整頓のためにカテゴリーに分けて入力してください。
ナレッジデータストア等にインプット
ナレッジデータストアには、トピックに入力した情報を知識としてインプットします。
トピックと違う点は
ひとつのナレッジデータの答えのところに答えと説明情報を入力
周辺情報をナレッジデータストアに追加
します。
ナレッジデータストアにQ&Aだけでなく、一問一答の答えを説明する情報と周辺情報をインプットすることで知識の深さと幅が広がります。
また、外部のデーターベースに情報を入力するときも、ナレッジデータストアと同じ要領でインプットすると精度が向上します。
データソース検索
データソース検索では、トピックに入力し、ナレッジデータストアにインプットした情報を網羅したウェブサイトを設定します。
会話の目的に対して、ウェブサイトを設定することで、さらに幅広い範囲をカバーすることができます。
一貫性のある会話コンテンツが最適な場所にあることで会話の精度が向上する
miiboの会話の仕組みを理解し、最適な場所に会話のコンテンツがあることで、精度が向上します。
あわせて、会話の目的を意識した設計をすることで一貫性のある情報が揃い、さらに精度が向上します。
ぜひ、試してみてください。
【引用元】
miiboデザイナー岡大徳がおすすめするmiiboの会話コンテンツの作り方
岡大徳