2023年12月7日に開催されたmiibo AI Conferenceで「溶け込むAI」が発表されました。「溶け込むAI」とは、同じチームにいる頼りがいのある仲間に質問をしに行くイメージです。
miibo AI Conferenceでは、「溶け込むAI」に必要な4つの力として知能・知識・共感・個性が挙げられました。
「溶け込むAI」に必要な4つの力
「溶け込むAI」に必要な4つの力は、知能・知識・共感・個性です。
AIは大量の自然言語による学習データを元に形成された「知能」を持っている。
「知能」に役割や目的を遂行させるには、「知識」の活用が必要。
「知能」「知識」とともに「共感」があることで、人に寄りそうことができる。
「知能」「知識」「共感」をもったAIが、さらに「個性」をもつと、親しみを感じ、人との心理的距離が縮まる。
結果的に、人の生活や仕事に「溶け込む」ことができる。
「知能」を持つAIとは
AIは大量の自然言語による学習データを元に形成された「知能」がある。
「知能」によって、問いに答えを導きだす。
しかし、「知能」だけでは、大量の自然言語による学習データから確率論的にしか答えを出すことができない。
「知能」に役割や目的を遂行させるためには、「知識」の活用が必要となる。
「知能」と「知識」を持つAIとは
AIは、領域特有の知識やルールを獲得することにより、役割を確立し、目的を遂行する。
「知能」と「知識」によって、問いに目的に沿った答えを導きだす。
しかし、「知能」と「知識」だけでは、人々の心に響かない。
「知能」と「知識」をもって人に寄りそうためには、「共感」が必要となる。
「知能」と「知識」を持ち、「共感」するAIとは
「共感」ができるAIは、人に寄りそったコミュニケーションができる。
「知能」と「知識」を持ち、「共感」することによって、問いに目的に沿い、人に寄りそった答えを導きだす。
しかし、「知能」と「知識」、「共感」だけでは、愛着がわかない。
知能」と「知識」をもって「共感」し、親しみを感じるためには、「個性」が必要となる。
「知能」と「知識」を持ち、「共感」する「個性」があるAIとは
「個性」があるAIは、存在に親しみを感じることができる。
「知能」と「知識」を持ち、「共感」し「個性」があることによって、問いに目的に沿い、人に寄りそった答えを導きだし、より身近に感じることができる。
そのため、「知能」「知識」「共感」「個性」の4つの力が備わっていて、はじめてAIは人の仕事や生活に「溶け込む」ことができる。
miiboでは、4つの力を網羅したAIをつくることができる
miiboには、3年以上の準備期間があり、機能数が約30カテゴリある。また、株式会社miiboCEO功刀氏が2013年以前から個人で会話型AIの開発に取り組んできたことによる細かな工夫がある。
ぜひ、一度miiboに触れてみてください。
【引用元】